▼ステップ6:学ぶべきことを知る 2回のディスカッションは、それぞれ見えている世界が違うことを知る機会となりました。同時に、意識し続けなければ容易に「見えるものだけを見る」状態に流れてしまうことも痛感しました。この取り組みは当初「アメリカのBLMについて知らないことが多すぎる」ということを出発点としましたが、ステップが進むにつれて、日本の差別問題についても同じであることに気付いたのです。 学ぶことによって新たに学ぶべきことが見えてくるという体験を経て、2021年2月1日、現在のI&CO Tokyoが表明できることを新たなステートメントとして発表しました。ここでは、前提となる反差別への考え方、プロジェクトや採用において反差別的なチームであるための計画、学び続ける意思を表明しています。 「反差別とは、身についてしまった差別的な感情を手放し、間違えながら軌道修正し、自分の中の差別感情と戦っていくプロセスそのものである」という考えのもと、I&CO Tokyoは今後も随時そのプロセスを公開していきます。